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2021年6月22日

咬みあわせの不具合で、肌荒れや胃の調子まで悪くなるって知ってますか?

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 今回のお話は
「歯科オタクの診療日記・本日の1枚 2017/0726」
「咬みあわせの不具合で、肌荒れや胃の調子まで
悪くなるって知ってますか?」
です。

当院は入れ歯とインプラント治療に力をいれているので、
歯を失ってお悩みの方が毎日お見えになりますが、
必ずお話する事があります。

「インプラントや高機能な入れ歯はあくまで欠損した歯を補う手段であり、
歯科治療で一番大切な事は精密な咬みあわせを作る事」

と言うことです。

調和のとれていない不安定な咬みあわせのまま、、ただ歯を失った隙間を埋めても意味が無いのです。

 歯はものを噛むだけではなく、
全身のバランスにとても大きく関わっているです。

以前のブログにも書きましたが、人間は、お猿さんから進化して2足歩行になりました。 
そのため重さ5キロ以上の頭を、首で支えなければいけなくなりました。

その重たい頭を支える役目をしているのが首の筋肉です。

首の筋肉がくっついているのが、下アゴです。

首の筋肉が、ストレス無く働くことが出来るためには下アゴが、
しっかり上アゴに固定されていなければいけません。

 つまり、正しい咬み合せの中心で
上下の歯がしっかり咬みあっている必要があるのです。

不安定な咬み合せでは、重たい頭がグラついて
身体のバランスが取れないのです・・・。

 それでも精密機械の人間は、なんとかバランスをとろうと
筋肉を無理に働かせます・・・。

それも、24時間です・・・。
なぜなら、寝ている時も唾液を飲みこみます。
口を開いたままでは飲み込めないからです。

咬みあわせが不安定で頭が傾き首が曲がれば、頸椎を圧迫して
圧迫された神経に支配されている場所に
不具合が出るのです・・・。

神経の圧迫まで至らなくても、筋肉が疲労すると全身の不具合に発展する危険もあるのですよ。

 少し解説しますね。

あなたも知っている整体やマッサージのツボ がありますが、
ツボが連なった経路を経絡と言います。

経穴(けいけつ)・ツボとは?
 ツボの数は全身で670種類あります。ツボのひとつひとつに名前があり、
体の各器官に関係しています。

 東洋医学では、ツボを触ったり、刺激したりする事により体の異常を見つける事が出来ます。
ツボは、東洋医学で言う「経穴」の事をいい、病気の時に反応の現れやすいツボを刺激すると治療に効果的とされています。

 また、人間には14本の経絡が通っており、経絡上にあるものがツボです。
この経絡の流れが滞ると体調が崩れたり、
痛みなどの原因となったりします。

経絡には東洋医学で言う、「気」と「血」が流れています。その「気」と「血」がスムーズに流れると健康が保たれます。ツボを刺激する事により、体の体調を整える効果もあります。

 首を固定したり回転したりする筋肉にあるツボを通っている経絡を胃経 と言います。

咬みあわせの不具合によって、首の筋肉が疲労すればこの胃経に関係する全身の不具合が発症する危険があるのです・・・。
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顔からつま先まで、連なっているのですよ・・・。

 不具合がどこに出るかは誰にも解らないのです・・・。
何となく、理解できましたか・・・?

 当院は、咬み合せの不良の調整に
マウスピースを製作するのですが
マウスピースを入れただけで、
全身の不調が改善する事が多いのですよ。
咬み合わせって、凄いんです!

そして、とても難しくて奥が深いんです。 歯医者泣かせでもあります・・・。
だから、顎関節症(咬み合せの治療)を手掛けている歯医者さんがとても少ないのです・・・。

なんと、歯医者なのに咬み合せの治療が
苦手なのです・・・。

内緒なので、ここだけの話にしてくださいね・・・。

マウスピースの記事があるので、紹介しますね。
下の写真は、歯科の専門誌です。
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そこに、当院で採用しているマウスピースの記事が出ています。
私の師匠のポール先生です。
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記事を抜粋しますね。
歯科医師向けの文章ですが、優しい文章なので興味があれば読んでください。

 『ポール・スプリント』

~舌ストレスのないスプリント~

 歯科の患者には、年齢を問わず不定愁訴を持つ人が多い。不定愁訴とは、一般の病院では原因不明と診断され、適切な治療を行ってもらいえない患者の主訴であり、歯列や咬合の不正からおこる肩こりや頭痛、めまい、片頭痛、不眠や足・腰・膝の痛みなど、人によりさまざまである。
食事の際の顎の疲れや痛みや音、口が開けづらいなどのいわゆる顎関節症、頸椎の異常や顎、口腔周囲筋のバランス、舌、などの「顎口腔機能」が全身の不定愁訴に関係しているとの考えから、これまでいろいろないわゆる「スプリント」が研究、開発されてきた。そして、それらの原因や研究を集約し、舌のストレスと酸素不足からくる不定愁訴も研究した結果、生まれたのが「ポール・スプリント」である。
 通常、手軽に使用されるナイト・ガード類は、歯ぎしりの音を防止したり、強い噛み締めなどからくる不定愁訴をある程度は改善するが、咬合面がその時点の咬頭の形に合わせて凹凸状態であるため、長時間使用し続けると異なったシフトを下顎に強いることとなり、不定愁訴は再発したり、別な不定愁訴が現れることになる。
 このポール・スプリントを下顎に使用すると、使用したほとんどの患者は自身の舌が口中に浮遊しているかの感覚を実感する。これは、のどに落ちていた舌が口腔内へ戻ってくる非舌ストレスのスプリントだからである。咬合面を平らに削って下顎位の4分割バランスをとるようになっている。また、下顎が下顎歯列の引っかかりがなくなり自由に動くので、口腔周囲筋もやわらかくなり、顎関節症の症状もとれ、頭痛や肩こりなど不定愁訴がなくなってくる。以下に製作方法、調整方法について簡単に記す。
 製作は必ず咬合器を使用すること。印象採得し、石膏模型を作る。でき上がりの全体像は図のように、素材はワイヤーとレジンである。ワイヤーは前歯部では頬側面の真ん中を通るようにし、臼歯部で少し下にカーブをつけ、徐々に臼歯部では頬側歯頸部に沿わせる。前歯部は前面に、臼歯部では頬側面と上面にレジンを盛る。あくまでも舌が自由に動くスペースをつくるのが目的なので、咬むと上下顎前歯切端間は2~3mm開くことになる。
 口腔内装着時には時間がかかる。第一小臼歯より後方歯において、ポール・スプリントの対合歯が咬み込んでくる面は、平らにして片側で4点以上のポイントで接触するように削る。これに時間をかける。両側とも同じ。数か月使用していると、下顎の位置が決まってきて咬合が変化するので、調整が必要になる。それらの周辺について患者には事前説明し承諾をとっておくことが大切である。
 装置を装着したほとんどの患者は翌日には体調によい変化を実感する。それに好転反応が出る場合もあるが、3日から1週間くらいで消えるので使用し続けること。以下の症例は、ある患者の実体験を編集部が取材し、まとめたものである。
[症例] 初回診察時の主訴は、左右ひざの痛み(膝に水がたまり、1か月に1度ぬいていた)、右足の指先の痛み、頭痛(特に右こめかみ)肩の痛み、左ふくらはぎの痛みであった。
 装置装着後1ヵ月にはほとんどの痛みは改善され、膝の水もたまらなくなり、1年後の現在は整形外科への受診はしていないし、痛み止めの薬の服用も必要なく、特筆すべきは、ぐっすり眠れるようになり、寝起きもよくイビキもかかなくなったことである。現在はポール・スプリント調整のための歯科への2~3ヵ月おきの受診のみであり、咬合調整をしてもらってこのスプリントが手放せなくなった。
 開発者歯、矯正専門家で全身咬合学会副理事長の各務 肇氏である。各務氏は「装着する時点での調整が大切であり、これによって不定愁訴の軽減率が異なってくるし、うまく調整できていればほとんどの人はイビキもなくなり、中高生などは朝の目覚めもよくなる」、そして「必ず、初回は1ヵ月後の調整が必要である」と説いてる。
下の写真が、当院の患者様のマウスピースですよ。
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細かい調整をして、左右にバランスよく咬めるようにします。
赤い点が付いています。左右に4カ所以上付くように調節していますよ。
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ちなみに、内緒話ですが記事の症例の患者様はJリーガーです。

 師匠のクリニックには、矯正治療だけで無く不定愁訴などの全身の不具合を抱えた患者様が

全国から訪れています。

 もしかしたら、あなたの身体の不具合は咬みあわせかもしれませんよ・・・?

ポールスプリントは佐野市では、
当院のみのお取り扱いになります。

是非、ご相談ください。

ではまた


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2021年6月13日

たった1本の歯の治療が原因で、顎関節症になるって知ってますか?

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 今回のお話は
「歯科オタクの診療日記・本日の1枚 2017/0712」

たった1本の歯の治療が原因で、顎関節症になるって知ってますか?
です。

あなたは歯医者さんで、こんな経験はありませんか?

例えば、右側に銀歯を装着してから、左側で食べにくくなった・・・

 そのうち、アゴの関節までコキコキ音が出てきて
ひどいときにはアゴが痛くて、口が開かない・・・

 アゴが外れそうで、怖くて大きく口が開けられない・・・

 気のせいか、肩こりや首が痛くなってきた・・・
頭痛もする・・・

 鏡を見ると、最近何だか顔が曲がってきた気がする・・・

 咬みあわせが不安定で、どこで咬んだら良いか解らない・・・

 自分なりに咬みやすい場所を探して適当に咬んでいたら、
強く当たる奥歯がグラグラしてきた・・・。

 不安で、かかりつけの歯医者さんに相談しても、

「○○さんの咬みあわせは、特に問題ないです。様子を見ましょう」

そして、

「そんなに気になるなら顎関節症かも知れないので、大学病院を紹介しましょうか?」
って、言われる・・・。

 仕方が無いのでネットで調べたら、
顎関節症の手術の記事を見てしまって怖くなってしまった・・・。

というような感じです。

いくつか当てはまりませんか?

 今回の患者様もそんな患者様の一人でした。
当院の患者様のご紹介で来院されました。
下の写真が治療前です。
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ご本人が気にされていたのは、奥歯がグラグラするので見て欲しいとのことでした。
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 残念ながら奥歯はとても状態が悪く保存できませんでした。
もっと早く処置していれば、抜かないで済んだかもしれません・・・。
期待にお応えできずにすいませんでした・・・。

 さて、あなたも(多くの歯医者さんも)そうだと思いますが、
多くの人は、歯がグラグラしていたら、
グラグラしているその歯の事しか考えません・・・。

「歯周病でグラグラしているのかしら?」
みたいな感じです。

 あなたは
「何が悪いのって?」
って思われると思います。

もちろんグラグラしている直接の原因は、
歯周病かもしれません。

 でも真面目な先生は、歯がグラグラするまで悪化させた
別の原因を考えるのです。

 以前の記事にも書きましたが、
歯周病を急激に悪化させる原因は、
不安定な悪い咬みあわせです。

グラグラしている歯に、
咬む力が集中したために悪化したのです。

専門的には、咬合性の外傷と呼びますよ。

 歯周病で炎症がある歯に暴力的な咬む力が集中して、
症状が悪化するのです。

 その悪化した間接的な原因を除去しなければ、
歯周病は改善しないのです・・・。

 あなたに解りやすい例で歯周病で説明しましたが、
もしも歯周病が無ければ
強い力で歯にヒビが入りそこから虫歯になります。
多くの虫歯の原因も実は、不適切な咬みあわせなのです。

最悪の事態は、歯が折れて抜歯になるのです・・・。

 さらにさらに、今日あなたに装着された
たった1本の銀歯の噛み合わせの不良により、
あなたが気がつかない無意識に、アゴの動きが障害を受けて
顎関節症を引き起こす可能性もあるのです。

 あなたは、歯医者さんでこんな事を言われた事がありませんか?

「○○さん、この歯はグラグラですが
抜かないで使えるだけ使いましょう・・・」

「1年くらいは、使えるかもしれませんよ・・・」

みたいな感じです。

歯を残してくれる、良心的な歯医者さんですよね・・・?

 でもよく考えてください。

 もしかしたら、悪い咬みあわせの力を取り除けば
あなたのグラグラの歯は、何年もずっと使えるかもしれないのですよ・・・。

 目の前の歯医者さんが、咬みあわせの知識が無いために
あなたの歯がグラグラになった本当の原因に
気がついていないだけかも知れないのです・・・。

歯がグラグラしてきたり、虫歯になったら悪い咬みあわせかもしれませんよ・・・?

 では今回の患者様の経過です。
この方が奥歯を失った原因は悪い咬みあわせでした。

 ご本人も不安定な咬みあわせを自覚されていたのですが、
かかりつけの先生に相談しても、問題が無いとの解答だったそうです・・・。

 でもトレーニングを受けている歯科医なら、
簡単な診査でズレの有無を確認できます。

 初診時に、患者様に咬みあわせのズレを指摘したら、
驚かれていました。

 お顔はお見せできませんが、
ご本人は顔が曲がっているのをとても気にされていました。

 正確には、
咬みあわせが狂っているためにお顔の筋肉が歪み、
顔貌が左右非対称になっているのです。

 例えば、
右ばかりで咬んでいる人は、
左半分の顔の筋肉がたるんでしまうのです。

 そこで、咬みあわせのズレを修正しました。
具体的には、奥歯の不良な銀歯をすべてやり直しました。
お顔の歪みも改善されましたよ。

 そして噛み合わせと審美性の改善のために
前歯の再治療も行いました。

 下が治療前の写真です。
他院でセラミックの高額な歯が装着されていますが、
仕方がありません、冠を外します。
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結果的には、中も虫歯になっていました。
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さらにレントゲンで診査すると、根っこの治療が不十分で膿んでいます・・・。
ずっと、違和感があったそうです・・・。
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ここで問題発生です。金属の太い土台が装着されています。
白く見えるのがその土台ですよ。
この土台を外さないと根っこの消毒が出来ません・・・。
しかし土台を外すときに根っこが折れたら、抜歯です・・・。

でも、頑張りましたよ。
細心の注意を払って、土台を外します。
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そして、薬の詰め直しです。
あなたには見えないところですが、手を抜きませんよ!
違いが解りますか?
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さらに、お隣の歯もやり直しです。
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そして、金属の土台から最新のグラスファイバーの芯を使った
強化樹脂の土台に入れ替えます。
根っこが割れるのを少しでも防いで延命したいからです。

右端の1本は、リスクが高すぎるので土台を外すのをあきらめました。
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そして、いつものように仮の歯で形を確認します。
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そして、完成です。
周りの歯に合わせて、自然な感じに仕上げました。
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参考までに、治療前です。
あなたの好みはどちらですか?
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最後は、下の奥歯で終了です。
治療が終了したら、またお見せしますね。

いかがですか?
正しい歯科治療は、
ただ単に高価なセラミックの
白い歯にすれば良いのではありません。

 歯周病治療、根っこの治療、
正しい咬みあわせの治療などの総合的な力が必要です。

 でも残念ながら、
総合的な力を持っている歯医者さんはとても少ないのです。

綺麗な白い歯を入れても、
顎関節症を引き起こして、
アゴの痛みやカクカクしてきたりでは本末転倒です。

悪い咬みあわせは、不定愁訴と呼ばれる
偏頭痛、首、肩のコリなど様々な身体の不調に関係しているのです。

 まして、せっかく白い歯にしたのに
お顔が曲がってるなんて・・・

歯科治療の基本は、咬みあわせです。

インプラントや最先端の入れ歯や最新のセラミックは、単なる治療の手段です。

正しい咬みあわせの知識があって初めて良い結果が出るのです。

あなたのかかりつけの先生は大丈夫ですか?

歯医者さん選びの参考にしてくださいね!

ではまた


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2021年5月23日

親知らずは、神様が仕掛けた時限爆弾!百害あって一利無し?早い時期に抜きましょう!

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今回のお話は
「神様が仕掛けた時限爆弾!
親知らずは百害あって一利無し?早い時期に抜きましょう!」

です。

 人間の身体の中に不要な物は無いと思いますが、
歯科医の立場で考えると
要らない物が二つあります。

  一つ目は、以前の記事にも書きましたが、
極論ですが、「乳歯」です。

 乳歯なんて?
どうせ生え替わるので必要ありません。

この記事も好評だったので、参考までに是非読んでくださいね。
「お母さん、内緒の話ですが生え替わる乳歯は、治療の必要はありませんよ・・・」
https://www.meguro-shika.jp/diaryblog/2021/05/19/

 そして、二つ目は「親知らず」です。

 「親知らず」は、3番目の大臼歯で歯並びの一番奥に
18歳前後で生えてきます。

 どうやら、この歯は進化的にみて徐々に必要とされなくなってきているのか
最初から無い方もいますが、だいたいの人は生えてきます。

  もともと歯は、自分の場所より前の歯を押すような
噛み合わせの仕組みになっているのですが、

この親知らずと言う歯は、
生えるスペースが足りないため、
生える途中でも、
他の歯を前へ前へと押して行きます。

 親知らずのように大きな歯なら、なおさら強い力で押していきます。

 下の写真を見てください。下アゴの歯並びです。
親知らずまで、すべての歯が生えています。
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写真の左右の一番奥の歯が、親知らずですよ。
完全に出てきていませんが、前の歯を押しています。
特に、左側が解りやすいですね、
前の歯を押して、歯並びが歪んでいますよ。
そして、その影響が前歯にも出ています。

 上の歯もこんな状態です。
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写真の左右の最後の奥歯が、親知らずです。
左側の前歯が飛び出しちゃいましたね・・・。
そのうち、右側も飛び出しますよ・・・。

 この親知らずの前に押す力は、
困ったことに歯茎の下に埋もれている状態でも
前の歯を押しています・・・。

 
 「私は、親知らずは生えていないから大丈夫~!」
な~んて、安心してはいられないのです・・・。

 少し難しいお話ですが、
人間の歯は隣りどおしの歯と、
点と点で接触しています。

 例えば、ボールをイメージして下さい。
両手に持った2個のボールをくっつけると、接触している場所は「点」ですよね?

 そして、くっつけた2個のボールがズレて動かないように
安定させるのって難しいですよね?

これが四角い積み木だったら、簡単です。

なぜなら、面と面との接触だからズレません・・・。

歯と歯の接触する面は、楕円形をしています。
つまり、お隣の歯とは「点接触」なのです。

 その接点が少しでもズレると、
その押す力で隣どおしの歯は、みるみる重なり合ってきます。

 理想的な歯並びの人以外は、徐々にズレてくるのです・・・。

神様が仕掛けた、時限爆弾です・・・

 その親知らずの影響を少しでも排除するために、
親知らずはない方が好都合なのです。

 後ろからドンドン押されると、
特に前歯が重なりやすく、
その分、歯並びのアーチが小さくなってしまうのです。

 さらにちょっと難しくなりますが、
特に下の歯並びのアーチが小さくなると
歯が内側に倒れこみ、上下の噛み込みが深くなります。

 解りやすく言うと、
下の前歯が、上の前歯に隠れて見えなくなります。

 この状態は何が問題かというと、
噛み込みが深くなった分だけ
下アゴが喉の方向に押し込まれるのです。

すると、アゴの関節が押し込まれるので、
顎関節症や関節の周囲の神経を圧迫し
不定愁訴の原因になるのです・・・。


 さらにさらに、親知らずは正常に生えたとしても、
一番奥に生えるので、
舌の付け根に近い場所に位置しているため、
舌の動きを邪魔しがちになります。

 すると
舌のストレスを招いたり、
舌が喉の方向に押し込まれ、
酸欠になります。

 どちらも不定愁訴など、身体の不調の原因になるのです。
と言うことで、私の矯正治療の師匠、ポール先生の講演中のネタですが
「親知らずは、
神様が人類を間引くために
作ったのかも・・・?」

って、よくお話されます。

 人類が、適当に体調不良で亡くなってもらわないと
増えすぎて困りますから、
歯と歯の接触関係を点にしたり、
親知らずを作ったのかもしれませんね・・・?

と言うことで、

いずれにしても歯の並ぶ隙間が少ない現代人には
親知らずは要らない歯と言えるでしょう。
早い時期に抜いてしまうことをお勧めします。

 もちろん、少数ですが何の問題も無く正常に親知らずが生えている人もいますよ。
当たり前ですが、抜く必要はありません。
 
かかりつけの歯医者さんにも、是非教えてあげてくださいね!

ではまた

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2021年4月29日

危険!虫歯じゃないのに、歯がしみるあなた! 原因は、悪い咬み合せですよ・・・

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今回のお話は

「虫歯じゃないのに、歯がしみるあなた!

原因は、悪い咬み合せですよ・・・」

です。

あなたは、歯がしみて痛いのに、

歯医者さんで調べてもらったら

「○○さん、虫歯はありません・・・。」

「レントゲンで調べても異常はありませんよ・・・」

な~んて、言われた事はありませんか・・・?

そして、気がついたら

歯と歯肉の境目が、

削れてしまって、段差になったり

歯肉が退縮(縮んで)、

歯が長くなってきたように感じませんか・・・?

その歯と歯肉の境目を爪で引っ掻くと

ツ~ンと痛みを感じたりします・・・。

当然、冷たい物を飲んだりするとしみます・・・。

 ちょうど下の写真のような状態です。

歯と歯茎の境目が、削れていますね。
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 歯医者さんの専門用語では、

このように削れてしまった状態を

クサビ状欠損と呼んでいます。

 このように、

歯の横が削れたようになる方がいますが、

昔は歯ブラシを横磨きにするからだと、

言われていました。

 実際は、

歯の噛み合わせの不良や、食いしばりによる力で、

歯に横揺れの強い力が加わり、

歯と歯肉の境目の、歯の表面にヒビが入り

少しずつ歯が欠けて、崩壊したために起こるのです。

 あなたの目には見えない、ミクロン単位のヒビですよ。

 さらにヒビが入り、

欠けやすくなっている状態のところに

歯ブラシの強い力が加われば、

崩壊のスピードも、

歯肉の退縮もより早くなるのです・・・。

 特に、奥歯は垂直の力には強いのですが、

横揺れの力にはとても弱いのです。

 

 最初はしみたりして、

知覚過敏の処置だけで

済ましてしまう方が多いですが、

原因を無くさなければ、

何度も同じ事が起こります。

 最悪は、歯の神経を

取らなければならなくなる事もあります。

 軽症の場合、しみるのに効く歯磨き剤を使えば

しのげるという方もいます。

 テレビCMでも、

「歯がしみなくなる」

「歯周病が良くなる」

「歯が白くなる」など、

様々な歯磨き剤の宣伝も見られますよね。

個人的には、あまり効果が無いと思いますが・・・。

 歯医者さんでは、

応急処置として、削れた部分をコーティングしたり

プラスチックを詰めたりしますが、

根本的な原因を治さなければ同じです。

 だって、あなたの歯にヒビが入るくらいの力が

歯にかかっているのに、詰めたものの接着剤が

耐えられると思いますか・・・?

 

 効果が無いどころか、原因を無くさなければ

同じ事を繰り返すだけなのです。

 

 ではどんな治療をすれば良いのでしょうか?

答えは、咬み合せの精密検査と調整です。

 精密に咬み合せの問題を検査して、

問題点を探り、咬み合せの調節をします。

 

 あなたは歯医者さんなんだから、

咬み合せの知識も調整法も、

熟知していて、当然だって思っていますよね?

 

 実は、大間違いです・・・。

日本の歯医者さんのほとんどができません・・・。

 ほとんどの歯医者さんに

咬み合せの精密検査や、調整法の知識がないのです。

 だって、日本の歯科大学では教えてくれないのですから・・・。

歯医者さんを責めても仕方がないのです・・・。

 こちらの記事も読んでくださいね。

「 実は、歯医者さんの多くは
咬み合せの知識が無いって、知ってますか・・・? 」

https://www.meguro-shika.jp/diaryblog/2021/04/post_665.html

 

 例えば医科の分野でも、

ひと昔前、海外では乳がんの治療は、

乳房温存手術が当たり前の時代に

日本では、乳房の全摘が当たり前でした・・・。

 女性にとっては、精神的にも肉体的にも大問題です。

 

日本の医療は、閉鎖的で遅れているのです。

歯科大学ですら、おかしな教育をしているのです。

 先日もNHKテレビで、

○○歯科大学教授が咬み合せのお話を

していましたが、意味不明なお話でした・・・。

 ここだけの話ですから、内緒でお願いしますね。

TCH(歯列接触癖)で有名な先生です。

 ちなみにTCHとは、

「Tooth Contacting Habit」(歯列接触癖)の略で、

上下の歯を "持続的に" 接触させる癖のことです。

 あなたにはなんだか、よく解りませんよね・・・。

私も解りません・・・。(笑)

  読んだ通りなのですが

上下の歯の接触と聞くと一般的には

「かみ締め」や

「食いしばり」を

思い浮かべる方が多いと思いますが、

実際にはグッと強い力でかみ締めや

食いしばりを行わなくても、

上下の歯が接触する程度でも

筋の緊張・疲労が生じるということで、

TCHという名称が考えられました。

訳のわからない、日本だけの名前です・・・。


  そして、TCHの問題点としては、

 上下の歯は何もしていない時は接触しておらず、離れており、

会話や食事をする際に接触する時間を含めても、

接触しているのは 1日20分程度 が正常だと言われているのですが、

 上下の歯の接触時間が長くなると、

筋肉の緊張や疲労、顎関節への負担が増え、

起床時症状(顎の疲労感,歯の違和感,口が開きにくいなど)や

顎関節症、様々な不定愁訴に関わっている可能性が考えられています。

だそうです・・・。


 その先生達の考えは、

「歯と歯を合わせるから、多くの問題を起こすので

できるだけ、上の歯と下の歯を合わせてはいけない」

と、説明してました・・・。


 普通に考えれば、

歯と歯を合わせて、問題を起こすなら

咬み合せに問題があるって、考えますよね・・・?。

 

 咬み合せの精密検査もしないで、

歯と歯を合わせるなって言われても、

本末転倒です・・・。

 

 素人のあなたは、テレビの間違った情報を

鵜呑みにしてしまうと思いますが・・・。

 

注意してくださいね。

デタラメな情報が多すぎます。

 

 そのうち日本でも、

海外では当たり前の

咬み合せの精密検査や治療法が、多くの患者様に

認知されるかもしれませんが、

 今のところ少数の医院で、

自費診療で行われているだけです。

 

 本来なら、来院されたすべての患者様に

咬み合せの精密検査をするのが当たり前なのです。

 根本的な原因を放置したままで、

応急処置を繰り返しても無意味なのです。

虫歯になるのも、

歯が欠けるのも、

歯周病が悪化するのも、

入れ歯が揺れてこすれて痛いのも、

入れ歯を入れて、咬む力で強く押されてアゴの骨が溶けるのも、

多くは、咬み合せの不良が原因なのです。

 

 大切な咬み合せの力のコントロールをしないで

治療を進めても良い結果はでないのです・・・。

 

 あなたが、咬み合せの知識がある歯医者さんに

出会える事をお祈りしておきますね・・・。

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2021年4月 9日

歯医者さんの、怖い話・・・。原因不明の病気を、歯医者さんが作っていたなんて・・・。

 今回のお話は、
「 歯医者さんの、怖い話・・・。
原因不明の病気を、歯医者さんが作っていたなんて・・・。
あなたが元気が無いのは、
咬み合せが原因かも・・・。歯医者選びは、慎重に・・・。 

です。

前回は、日本の歯科医療のレベルが低く、
実は、咬み合せの治療ができる歯科医が、
とても少ないというお話でした。

 歯医者さんが、咬み合せの知識が無いなんて
ビックリですよね・・・。

 でも、歯科大学の教育レベルが低いので
仕方が無い面もあるのです・・・。

卒業してから、自分で勉強するしかないのです・・・。

 そんな事より、あなたにとっての大問題は、

歯医者さんで、治療してもらった銀歯が原因で
あなたの身体に、
アゴの関節の異常や、
偏頭痛、肩や首のコリ、腰痛、ひざ痛などなど、

その他にも、

何となく体調が悪いという感覚や、
様々な自覚症状を訴え、
検査をしても原因となる病気が特に発見されない、

「不定愁訴」

と呼ばれる症状を引き起こす事です。

症状としては

「頭が重い」、「目の奥が重い、痛い」、
「疲れがぬけない」、「あまり眠れない」

などなど、症状は多岐に渡ります。

 年齢は関係ありませんが、若い時は症状が出にくいです。

 もしかして、あなたのお子さんが集中力が無いのは
咬み合せの異常かもしれませんよ・・・

歯並びは、見た目だけの問題ではありません・・・。

一般的には、中高年になって症状が顕著に現われるので、

「年齢のせいなのかな・・・」と考えてしまう場合が多いようですよ。

あなたも、心当たりがありませんか・・・?

 ここには書きませんが、たくさんの
怖い病気の原因も咬みあわせの不調が
誘因になると言われていますよ・・・。

 治療のために、歯医者さんに通院して、
やっと銀歯が入って、治療が終わったのに、

その銀歯が原因で、
身体が原因不明の不調になってしまうなんて・・・。

 そして、多くのかかりつけの歯医者さんでは、
「別に、異常はありませんよ」
と言われる・・・。

泣きたくなっちゃいますよね・・・。

下の写真を見てください。
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すべての歯が、治療済みですね。

銀歯もありますが、
ほとんどの歯は、高額な自費治療のセラミックですね・・・。

でも・・・。
前歯の裏側は・・・。
よく見てくださいね。

672.jpg
 奥歯は咬んでいるのに、
上下の前歯が、まったく咬んでいません・・・。
ちなみに、正常な咬み合せは、
前歯も奥歯も同時に咬みますよ。

せっかくお金をかけて治したのに・・・。
1本10万円以上のセラミックの歯ですよ・・・。

この方は、肩こりと腰痛がひどいそうです・・・。

治療開始です。
全部の冠を外して、仮の歯に置き換えました。
673.jpg
674.jpg

そして、今回はオールセラミック冠に入れ替えました。
仮合わせして、確認しています。
もちろん、上下の前歯は咬んでいますよ。 
675.jpg
治療前は、咬んでいませんね・・・。
676.jpg

 参考までに、正面です。
この方は、下の歯の色が濃いので、
白い歯は、希望されませんでした。
これから、下の歯を治療しますよ。
677.jpg
治療前です。
678.jpg


いかがですか?

 せっかく高額な費用をかけて治療したのに、
歯医者さんに、咬み合せの知識が乏しいために、
よく噛めない・・・。

 クレームを言っても、
「あなたの、咬み合せが悪いのです」
でお終い・・・。

残念ですよね・・・。

前歯が咬んでいないために、この方は奥歯を失いました・・・。

奥歯に負担が集中したからです・・・。

肩こりや、腰痛まで・・・。

あなたの咬み合わせは、大丈夫ですか・・・?

歯医者さん選びは、慎重に・・・。

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実は、歯医者さんの多くは咬み合せの知識が無いって、知ってますか・・・?

 今回のお話は、
「 実は、歯医者さんの多くは
咬み合せの知識が無いって、知ってますか・・・?
 」
です。

 私の医院は、咬み合わせでお悩みの方が、
たくさんお見えになります。

「どこの歯医者さんに行っても、咬み合せ良くならないんです・・・」

「どこで咬んでいいのか、自分でも解らないのです・・・」

「もうあきらめているんです・・・、鬱になりそうです・・」

「アゴが、ガクガクするんです・・・」

「アゴが、コキコキ音が鳴るんです・・・」

「口を開けると、アゴが痛いのです・・・」

「口を大きく開けると、アゴが痛いのでお寿司が食べられません・・・」

「耳鼻科の先生に、咬み合せを歯医者さんで診てもらいなさいと言われたから・・・」

などなど、多くが顎関節症の症状です。

 でもこれを読んでいるあなたは、

「だからそれが、どうしたの?」

「歯医者なんだから、咬み合せの異常なんてすぐ治せるでしょ」

って、当然思いますよね・・・。

でも、ここだけの話ですが、

実は、歯医者さんのほとんどは

咬み合せの知識はありません・・・。

正確には、ほんの少ししかありません・・・。

 その証拠に、少し考えれば解りますが、

お悩みの患者様は、すでに何件もの歯医者さんに

相談しているのです・・・。

耳鼻科や整形の先生にまで・・・。

少し、説明しますね。

 例えば、

あなたは、銀歯を被せた事がありますか?

銀歯を被せる時の、咬み合せの調整は

上下の歯の間に、赤いインクのついた紙を挟んで

「カチカチ、咬んでくださ~い」

って、歯医者さんが声をかけたら、

あなたが適当に咬みますよね?

すると歯医者さんが、高い所を調整してくれます。

歯医者さんは、銀歯に付いた赤いインクの場所を

削っているのですが、ほとんどの歯医者さんは

技工士さんが、作った銀歯の高い所をただ削っているだけです。

その程度の知識です・・・。あなたにも出来ますよ・・・。

もちろん、私もそうしてます。

「だったら、お前だって同じじゃね~か」

って思いますよね・・・。

その通りです。

私も適当です・・・。

もちろん、冗談ですよ。

 咬み合せの知識のある歯科医

と他の先生との違いは、

どこにあるかと言うと、

簡単に言えば、2つあります。

①あなたが咬む場所が解らなくても、

(適当でも)

私は、あなたの正しい咬み合せの位置を

見つける方法を知っている。

そして、その位置で銀歯の調整ができる。

②アゴの関節の異常(顎関節症)の知識があり、
 治療法を知っている

という点です。

なんだかよく解りませんよね・・・。

 だって、あなたは自分の咬んでいる位置が、
悪い位置だなんて、思っていませんから・・・。

 多くの歯科医は、咬み合せの調整をする時に

あなたが、適当に噛んだ位置を基準にしています。

つまりあなたが、習慣的に咬んでいる位置を基準にしているのです。

あなたは、

「それのどこが悪いの・・・?」

って、思いますよね。

 もし、このブログを歯医者さんが呼んでいたら

あなたと、同じ意見の歯医者さんがほとんどですよ・・・。

 よく考えてください。

もしもこの、あなたが無意識に咬んでいる位置が

ズレていて、間違った場所で咬んでいたらどうなりますか・・・?

間違った位置で、銀歯の高さを調整してるんですよ・・・。

 銀歯がたくさん入っていれば、どんどんズレていきますよね・・・。

 困ったことに、ほとんどの歯医者さんは、

何の疑いもなく、あなたが咬んだ場所を

正しい位置だと思って

銀歯を調整しています・・・。

 私は、初診時に必ずあなたの

咬み合せを簡単に、診査しています。

すると多くの人の、咬みあわせにズレがあるのです。

参考までに特に、こんな人にズレが多いですよ。

①歯医者さんで、たくさん治療を受けている人

 お口の中が、銀歯や詰め物だらけの人

②歯並びが悪い人
下の奥歯が、内側(舌の側)に倒れている人

③親知らずが、悪い位置に生えている人

④出っ歯の人

⑤正面から見ると、下の前歯が上の前歯で隠れてしまう人

などなどです。

でも、初めて私にアゴのズレを指摘された、

多くの人は、こんな風に考えていますよ。

「別に私は、このままでも気になりませんよ・・・」

 だって、ずっとこの咬み合せだったから・・・。」

「このままで、治療しなくても良いです・・・」

みたいな感じです。

 もちろん、あなたの自由にしてください。

でも咬み合せが原因で、頭痛、肩こり、腰痛

などなど、さまざまな原因不明の

不定愁訴が起きてくるのですよ・・・。

 大きくずれている患者さんのほとんどが

首や肩のコリ、腰痛、ひざ痛、偏頭痛を抱えていますよ。

 そして、バランスが崩れて咬む力が集中した歯から

虫歯や、歯周病になり歯を失うのです・・・。

それが、咬み合せが原因だと気がつかないで・・・。

 それに正直、咬み合せの治療はとても難しいのです。

出来れば、私も引き受けたくありません・・・。

やりがいはありますが、苦労も多いのです。

 そのため、顎関節症の治療は

ほとんどの歯科医はできません。

ウソだと思うなら、

かかりつけの歯医者さんに質問してください。

「先生は、顎関節症の治療ができますか?」

って、

ほとんどの歯科医院は、

「うちでは、やっていません」

「大学病院を紹介しますね」

って、答えますよ。

つまり、

「私は咬み合せの知識はありません」

って、言っているのと同じなのです。

参考までに、50代の男性患者様です。
奥歯に歯を入れたいと、紹介で来院されました。

診査すると、大きく咬み合わせがずれていました。

 ご本人も、
どこで咬んで良いか解らないそうです・・・。

正面です
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特徴その1
出っ歯ですね
上の歯です
666.jpg
特徴その2
銀歯がたくさん入ってますね、それも形が悪い銀歯が・・・
下の歯です。
667.jpg
特徴その3
奥歯が、内側に大きく倒れています・・・
そして、裏側を下から見ると
668.jpg
特徴その4
上下の歯が、咬み合っていません・・・。

この方は、他の歯医者さんで

「このままで、我慢するしかない」
と言われたそうです。

でも、ご本人も慣れてしまっているので、
問題の深刻さに気がついていません・・・。

抜けている歯だけ、治してもらえれば良いそうです。

そう思うのも、仕方がありません・・・。

奥歯を失っていく、本当の原因が咬みあわせのズレによる

過度な力だと知らないのですから・・・。

理屈はこんな感じです。

その①

①どこかの歯だけに強い力が集中する
②その歯に、ヒビが入る
③ヒビに虫歯禁が入り込む
④虫歯になる

その②

①どこかの歯だけに強い力が集中する
②歯の周りの組織がダメージを受けて、歯周病になる

そして、歯を失うのです・・・。

実は虫歯や、歯周病、顎関節症の原因は
咬み合わせの不良によるものが多いのです・・・。

あなたの咬み合わせは、大丈夫ですか・・・?

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2021年3月13日

実は、ど~でもいいです!インプラントとか、ドイツ式入れ歯とか!その②

さて今回のお話は、前回の続きで

「実は、ど~でもいいです!

インプラントでも、ドイツ式入れ歯でも!その②」

です。


前回の内容は、

私が考える歯科治療で最も大切な事は

①精密な咬み合わせの診査、診断、治療技術である事

②精密な咬みあわせを構築するために、

日本の保険治療の基準ではなく、

世界基準の治療計画、治療法で施術する事が大切である

という事でした。

歯科医院の宣伝で見かける、

インプラントが良いとか、ドイツ式入れ歯が良いとかは、

問題では無いという事でした。


そして、日本のほとんどの歯科医は、

咬みあわせの診査、診断、治療技術を習得していない

という内容でした。


もし、嘘だと思うなら、かかりつけの歯医者さんに

こんな質問をしてください。

「アゴがガクガクするのですが、

顎関節症の治療をお願いできますか?」

多分、断られるか、「紹介状を書きますね」で終了です。

そして、紹介先も多分あてになりませんよ・・・。

だって、自分が出来ない治療なのに、

能力のある先生を知ってると思いますか?

残念ながら、事実ですよ。

なぜなら、日本の歯科大学では、

世界標準の咬みあわせの診査、診断、治療法を

教えてくれないからです。

ある意味、日本の歯科医療のレベルが低いのは仕方が無いのです。

あなたのために、その技術を習得したければ、

卒業後に、自分の時間と高額なセミナー費用を負担して、

勉強しなければならないのです。

私は今でも、研修に明け暮れています。

学ぶ事が多すぎて時間もお金も足りません・・・。

でも、好きだから、苦になりませんが・・・。

家族には、本当に研修に行ってるの?って疑われながら・・・。

それでは、症例で説明しますね。

157.jpg
顎関節症で、アゴがガクガクする事と

前歯がグラグラするとの事で紹介来院されました。

前歯には、他院で治療された

自費診療のセラミック冠が入っています。

この写真をよく見ると、

前歯が、左に傾いているのが解りますか?

よく見ると、左右の奥歯の高さも違いますね?

咬みあわせの面が、波打っています・・・。

これは、カメラが傾いているのではありません。

正しい咬みあわせと言うのは、

咬みあわせの面が、床と並行になっている事なのです。

当然、前歯も床と並行です。

個人情報なので、目を入れて撮った写真はお見せできませんが

前歯は、左右の瞳孔を結んだ線と並行になります。

あなたは、大丈夫ですか。

仮の歯に置き換えたところです。

158.jpg
どうですか?傾きが修正されていますね。

159.jpg
治療前の写真と、比べてください。

この時点で、アゴのガクガクは消えました。

168.jpg

治療後です。

上は、ドイツ式入れ歯です。

前歯を抜いています。

下はセラミック冠です。

以下、治療前と治療後の写真です。

上の歯の治療前です。

160.jpg

治療後です。

161.jpg

こんな仕掛けがついてます。

162.jpg

外すと、こうなります。

写真が見当たらないので、模型です。

163.jpg

治療前の、下の歯です。

164.jpg

治療後です。セラミック冠です。

165.jpg


いかがですか?

横から見ると

166.jpg

167.jpg

咬みあわせの面が、水平です。

高額なセラミックの白くてきれいな歯でも、

精密な咬みあわせになっていないなら、

治療の価値はありません。

あなたの咬みあわせは、大丈夫ですか?

鏡で、お確かめください。

ではまた


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実は、ど~でもいいです!インプラントとか、ドイツ式入れ歯とか!

さて、今回のお話のタイトルは

「実は、ど~でもいいです!

インプラントとか、ドイツ式入れ歯とか!」

です。

なぜこんなタイトルかというと、

私が考える、歯科治療で最も大切な事は

インプラントとか、ドイツ式入れ歯ではないからです。

なぜなら、

インプラントやドイツ式入れ歯は、

単なる治療を進めるための

道具にすぎないからです。

審美歯科のセラミック冠も同様です。

これらはお家を建てるのに、

鉄筋コンクリートにするか、

木造にするかみたいなものなのです。

一番大切なことは、建築で例えるなら

しっかりとした基礎工事にあたる、

精密なかみ合わせの、診査、診断、治療技術です。

そして、建築の設計図にあたる、

正しい治療計画とゴールです。

この二つが最も重要なことなのです。

これらは、あなたにとって、

もっとも理解しづらくて、

私も専門的で、あなたに短時間では

説明しにくい内容なのですが、

実はとても大切なのです。

というか、これ抜きでは、

インプラントも、ドイツ式入れ歯も

単なる、砂上の楼閣です。

そして、ここだけの内緒の話ですが

精密なかみ合わせの、診査、診断、治療技術を

習得している歯科医は、実は日本にはとても少ないのです。

あなたは、歯科医のすべてが

「かみ合わせの専門家」だと

考えているかもしれませんが、それは間違いです。

続きは次回に

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頭痛、肩こり、腰痛が、実はかみ合わせの不良から起きることがあるって、知ってますか?その②

さて今回のお話は

「頭痛、肩こり、腰痛が、咬みあわせの不良で起こる事があるって、知ってますか?その②」

です

前回は、
① 重たい頭を支えるのに、

首の周りの筋肉が重要な役目をしている。
② 人間の身体は精密機械で、

すべてが高度にバランスされている事が重要。
③ 局所の不調が、全身に影響を与えてしまうという事がある。
などでした。

今回は、

その事が咬みあわせとどう関係しているのか?

のお話です。

前回の復習ですが、

「重たい頭を支えるには、

首の筋肉が効率良く働かないといけない!」
「それが、首の筋肉にストレスを溜めない秘訣」

という事までは、何となく理解できてますか?

そこで、あなたに質問です。
その問題の首の筋肉ですが、
頭がい骨の、どこにくっついているのか知ってますか?

答えは、後方は頭がい骨の後頭部、

前方は下アゴに付着しています。

そして、問題は下アゴに付着している筋肉なのです。

なぜなら、下アゴは頭蓋骨に固定されていないから・・・。

だって、口を開いて話したり、ご飯食べなきゃいけませんから、

とっても、不安定なのです。

そんな不安定な、下アゴを安定させたい・・・。

そこで、人間は考えました。
身体のバランスを保ちたい時には、

しっかり咬みあわせる事を・・・。
つまり、咬みあわせのバランスが悪いと

下アゴが安定しないのです。


おまけに、首の筋肉どころか、
アゴの筋肉までストレスを溜めこんでしまうのです。

簡単に確かめたければ、片足立ちのタイムを、

口を開いた状態と、しっかり咬んだ状態で比較してください。

口を開いていたら、身体は安定しませんから。

歯を失った高齢者の転倒も、

咬みあわせの不良ときっと関係しています。

以前、NHKテレビでも、入れ歯の方で実験していましたよ。

入れ歯を入れた状態と、外した状態の歩行の比較です。

外した状態では、フラフラと不安定な歩行になっていました。

今回のお話のタイトル、
「頭痛、肩こり、腰痛が、咬みあわせの不良で起こる事がある!」
という理由は、

①重たい頭を支えるためには

首の周りの筋肉が重要な役割をしている。

②咬みあわせの不良が

アゴの筋肉や首の周りの筋肉の緊張を招く。

③その局所の筋肉の緊張が

ドミノ倒しのように全身に波及していき、
まったく関係ないと思われる場所に、

症状を発現させてしまう。

という事なのです。

理解して、いただけましたか?

次回は、理想的な咬みあわせとは?

のお話です。

ではまた

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頭痛、肩こり、腰痛が、実は咬みあわせの不良で起こる事があるって、知ってますか?

さて今回のお話のタイトルは、

『頭痛、肩こり、腰痛が、咬みあわせの不良で

起こる事があるって知ってますか?』
です。

なぜこんなお話かというと、

最近、こんな患者さんが増えているのです。

耳鼻科や整形外科、整体、鍼灸、等々の先生からの紹介や、

それらの先生から、歯科の受診を勧められたという方々です。

依頼の内容は、咬みあわせを調べて欲しいというものです。

あなたも、聞いた事があるかもしれませんが、

「顎関節症」の治療依頼です。

顎関節症とは耳の前にある、

お口を開けると動く、アゴの関節の不調の事です。

主な症状として

① 耳の前のアゴの関節から、コキコキ音がしたり、ガクガクする。

② 耳の前のアゴの関節付近の痛みがある

③ 口が開かない(25ミリ以下)

などが代表的な症状です。

そして、顎関節症の患者さんのほとんどが、

実は、頭痛、肩こり、腰痛などの

悩みを抱えているのです。

あなたは、肩こりの原因が、

歯から来ているなんて

今まで考えた事ないですよね・・・?

実は、すべてではありませんが、

咬みあわせの不調が、

全身の健康に悪影響を与えている事も多いのです。


理由を、簡単に説明しますね。

お猿さんから、

人間は2本の足で、歩行するようになりました。

人間は、背骨のてっぺんに、重たい頭が乗っかっています。

それが、お猿さんから進化して、重たくなった頭を

効率よく運ぶのに好都合だったのです。

でも、頭の重さは5~8キロもあります。

その重たい頭を、バランスをとり

しっかり支えてあげるのは、

実は結構、神技なのです。

だって、想像してください。

細い棒の上に、重たいボーリングの球をのせて、

朝起きてから寝るまで

絶妙にバランスを採り続けてるのですよ。

それも無意識に・・・、全自動で・・・。

人間って、すごいですね~。

まさに精密機械です。

そのまさに精密機械の心臓部、

脳を守っている、

重たい頭蓋骨を支えているのが

首の周りの筋肉なのです。

実はその大切な、

首の周りの筋肉が、ストレスを溜めてしまうと、

全身の健康にも悪影響を与えてしまうのです。


普段は意識しませんが、

人の体は別々に組み立てられているわけではありません。

皮膚や血管、各器官の管や筋肉など

さまざまなもので繋がっています。

左右一対になっている臓器の片方を手術で取り除いた結果、

身体のバランスが崩れ、

いろいろな箇所で問題が起こるというのはよく聞きます。

顎関節症の患者さんを観察していると、右側の肩こり~左腰の痛み~右ひざの痛みというように対角線で不調が出ている方が多いのです。


「ふ~ん、そうなんだ~!」

「でも、首の筋肉と咬みあわせって

関係ないでしょ・・・?」

と思われてるあなた!

実は・・・。

続きは次回に

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目黒歯科医院

目黒歯科医院 院長 目黒 伸行

医院サイト:
http://www.meguro-shika.jp/

こんにちは。佐野市で唯一ドイツ式入れ歯を手がけ、難症例のインプラント治療にも対応する「目黒歯科医院」です。

当院には、歯のことで長年にわたって悩まれ、満足のいく入れ歯やインプラントの治療を求めて何軒も歯科医院をまわってこられた患者さまが多く来られます。宇都宮や県外からわざわざ来院されることも珍しくありません。
そんな患者さまのご期待に応えるために、できるだけお気持ちに寄り添い、満足いただける治療をご提供するために努力してきました。
本気で治したい、心から健康になりたいという方のご期待に応えること。理想の治療を求めてくださる方に、満足していただける治療をご提供することが私の願いであり、幸せでもあるのです。

院長 目黒伸行