「歯科オタクの診療日記 2017年11月20日」
「もうすぐ総入れ歯だからといって、あきらめないでください。
残りの歯が3本以下のあなたのための、究極の部分入れ歯!」
60代の患者様です。
お仕事が忙しく、何年も通院出来なかったそうです。
その間に、歯周病が進行して歯を無くされたそうです。
入れ歯で最善の治療法を求めて、ご来院されました。
上の歯です。
下の歯です。
まずは、上の歯から治療開始です。
前歯が大きく傾いているので、まずは矯正治療で歯並びを修正します。
1週間後です。だいぶ整ってきました。
そして、2~3週間後です。治りました。
そして、仮の歯を装着するために歯を削ります。
どうせ歯を削るなら、矯正治療しなくても大丈夫だと感じるかも知れませんが
傾いた歯に咬む力が加わると、歯の寿命が短くなるのです・・・。
正常な歯の傾きに歯並びを改善してあげることで、
咬む力が適切に根っこに伝わるのです。
面倒ですが、あなたのために一手間加えるのですよ。
仮の歯を装着しました。
前から見ると、こんな感じです。
今日は時間切れで、下アゴの仮の歯は装着できませんでした。
参考までに、治療前の状態がこちらです。
今回の仮の歯は、応急的に固定式になっていますが
残っている歯の本数が少ないために、このような設計はできません。
最終的な治療計画は、ドイツ式の取り外し式の入れ歯です。
参考までに、別の患者様の症例です。
治療前です。
利用可能な歯に内冠と呼ばれる精密な金属冠を装着します。
その上から、総入れ歯の構造に似ている、
部分入れ歯がはめ込まれます。
この入れ歯の裏側はこんな感じです。
残された歯にはめ込まれる部分に金属冠が埋め込まれています。
前から見るとこんな感じです。
参考までに、治療前です。
これは、ドイツ式入れ歯の一つ、
レジリエンツテレスコープ義歯と呼ばれています。
日本の歯科大学では教育されない、部分入れ歯の技法です。
残り少ない歯を、有効活用する事が可能です。
よく聞くお話ですが、
あなたは歯医者さんで、こんな事を言われた事がありませんか?
「○○さん、全部の歯を抜いて総入れ歯にしましょう!」
みたいな感じです・・・。
こちらの記事も読んでくださいね。
★「歯医者さんで、全部の歯を抜いて総入れ歯にしましょう!と言われてお嘆きのあなたへ!抜いちゃダメですよ!」
でも、抜いちゃダメですよ・・・。
たとえ1本でも残っていれば、
ドイツ式テレスコープ義歯なら、
とても安定した部分入れ歯を製作する事が出来るのです。
超高齢化社会の救世主とも言える、究極の部分入れ歯です。
すべての歯を失う前に、急いでご相談下さい。
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※詳細な診断をご希望される場合には、保険診療にてレントゲン撮影・歯周組織検査をお勧め致します。
現在の状態を詳細に把握することができ、それにより具体的な治療法のご提案が可能となります。
(健康保険の一部負担金は、3割負担の方で~3,500円程度です。相談料は、無料となります。)
※レントゲン撮影、歯周組織検査をご希望されない場合、具体的な治療法について提案が
できない場合があります。(こちらの相談をご希望される場合、一回3,000円の費用がかかります。)

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