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2021年6月14日

抜歯の宣告を受けて、お嘆きのあなたへ!歯を抜かない歯医者さんの選び方

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今回のお話は「歯科オタクの診療日記・本日の1枚 2017/0714」
「抜歯の宣告を受けて、お嘆きのあなたへ!
歯を抜かない歯医者さんの選び方」

です。

 当院は入れ歯とインプラント治療に力をいれているので、
歯を失ってお悩みの方が毎日お見えになります。

 また他院で抜歯の宣告をされて、
何とか歯を抜かないで残せないものかと
相談される場合も多いです。

 と言うことで、
今回は歯医者さんがあなたの歯を診て
抜歯と診断する基準 をこっそり教えますね。

 では本日の一枚です。
下の写真を見て下さい。
銀歯の周りから虫歯になっていたので、
銀歯を外したところです。
下から2番目の歯を見て下さいね。
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多くの歯医者さんがこの歯を診たら、抜歯の宣告をします。

私も抜きたいくらいです・・・。

 なぜなら、
あなたが見ても解るように
歯肉の上に
銀歯を被せるための
自分の歯が残っていないからです。

 さらにさらに、
まだ虫歯の部分が取り残されたままなので
もっと自分の歯が無くなるのです・・・。

 歯医者さんが安心して歯が残せると考える条件は、

①歯肉の上に、自分の歯が最低2ミリ以上残っている事

②残っている歯の厚さが、
360度、全周にわたり1ミリ以上存在している事

です。

 この基準を満たしていない場合は、
無理に歯を残してもすぐにダメになるのです。

根っこが折れて抜歯です・・・。

でもど~しても保存したい場合は、条件が許せばこんな裏技があります。

教えますね。

 以前の記事にも書きましたが、あなたは
歯周外科手術 という言葉を聞いたことがありますか?

 何の事やらだと思いますが、
歯の周りの歯肉やアゴの骨に対する手術の総称です。

 その技術を使って、
抜歯と診断されるような歯でも延命できるのです。

 条件は、歯肉の下に埋もれている根っこの長さが
ある程度存在している事です。

埋もれている根っこが短い場合は、残念ながら保存不能です・・・。

 と言うことで今回の歯の手術後です。
奥歯は、根っこの形が複雑で短いのですが何とか頑張りました。

 右から2番目の銀色の土台が装着されている歯の長さが
かなり伸びているのが解りますか?
完璧ではありませんが、これが限界でした。
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治療前はこんな感じです。
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 手術後2週間程度なので、
これから4ヶ月程度歯肉が安定するまで待ちます。

 次回は、せっかく頑張って手術した歯が
歯肉が安定してくる4ヶ月の間に
根っこが折れないように
特殊な樹脂で補強します。

またご紹介しますね。

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目黒歯科医院

目黒歯科医院 院長 目黒 伸行

医院サイト:
http://www.meguro-shika.jp/

こんにちは。佐野市で唯一ドイツ式入れ歯を手がけ、難症例のインプラント治療にも対応する「目黒歯科医院」です。

当院には、歯のことで長年にわたって悩まれ、満足のいく入れ歯やインプラントの治療を求めて何軒も歯科医院をまわってこられた患者さまが多く来られます。宇都宮や県外からわざわざ来院されることも珍しくありません。
そんな患者さまのご期待に応えるために、できるだけお気持ちに寄り添い、満足いただける治療をご提供するために努力してきました。
本気で治したい、心から健康になりたいという方のご期待に応えること。理想の治療を求めてくださる方に、満足していただける治療をご提供することが私の願いであり、幸せでもあるのです。

院長 目黒伸行