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2021年6月 4日

受け口でお悩みのあなた!手術を検討する前に鏡で確認して下さい!

今回は、新シリーズ
「歯科オタクの診療日記・本日の1枚」です。
では、下の写真をごらんください。
1294.jpg
30代の患者様です。
上の前歯が、下の前歯の内側に隠れていますね?

受け口とか反対咬合と呼ばれています。

下アゴが上アゴを飛び越えて、前方に過度に成長した結果です。
欧米に比べて、日本人に多いと言われています。
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この方の場合は、前歯が反対の症例でご自身でも解りやすいのですが、
奥歯が反対の場合もあります。

 ご自身でも気がつかない場合がありますから要注意です。
なぜなら、奥歯が反対のまま成長すると、
顔が左右どちらかに曲がってしまいます・・・。
1296.jpg
顎変形症と呼ばれていますよ。

 以前の記事にも書きましたが、
人間の身体は、成長発育の時期や順番が決まっています。

 アゴの発育は、下アゴに主導権があるのです。

 下アゴの成長に刺激されて、上アゴが成長するのです。
つまり、上アゴは下アゴに刺激されないと
きちんと成長できないのです。

 そのために大切な事は、
顎変形症を引き起こす骨格的な問題は、
できる限り早い時期に
正しい咬み合わせにしておく事です。

 具体的には、
受け口は3~4歳から治療を開始するのが理想です。

 あなたも知っていると思いますが、
人間の歯は、
上の歯が下の歯の外側にあります。

上の歯の内側に下の歯が、咬み合わさるのです。

そうすることで、咬んだ刺激が上のアゴに伝わり発育が促進されるのです。

 さらに、下アゴは上アゴに発育をコントロールされて
過度に発育しないようになっているのです。

人間の身体って、良く出来ていますね~!

 そして、これは歯が生えてくる前の赤ちゃんも同じです。
赤ちゃんの上アゴは、お母さんの母乳を吸うときに
乳首を上アゴに押しつける事により刺激されるのです。

  日本では、おしゃぶりを咥えている赤ちゃんがとても少ないですが
2歳半くらいまでは、おしゃぶりをお勧めします。

 欧米の赤ちゃんは、おしゃぶりは当たり前です。
反対咬合の予防にもなりますよ!

 でも、すでに反対咬合になってしまったあなたに
豆知識を伝授しますね。

下の写真を見て下さい。
1297.jpg
上下の歯が接触していますよ。
1298.jpg
普段はこうです。
1299.jpg

 反対咬合のあなたにも試してもらいたいのですが、
お口を開いたら、
アゴを引いてゆっくり咬み合わせてください。

その時に、上下の前歯が接触する人は軽症です。

 整形外科等で、受け口の怖い手術をしなくても
歯並びだけの歯列矯正で治療できる可能性が高いのです。

 治療後は口元がバランスが良くなり、
横顔も素敵になりますから、是非お勧めです。

 この方のように、上下の歯が接触する場合は
アゴの関節に負担がかかっている場合が多いので
顎関節症の症状も改善されますから、一石二鳥ですよ。

受け口でお悩みのあなた、是非ご相談下さい。

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目黒歯科医院

目黒歯科医院 院長 目黒 伸行

医院サイト:
http://www.meguro-shika.jp/

こんにちは。佐野市で唯一ドイツ式入れ歯を手がけ、難症例のインプラント治療にも対応する「目黒歯科医院」です。

当院には、歯のことで長年にわたって悩まれ、満足のいく入れ歯やインプラントの治療を求めて何軒も歯科医院をまわってこられた患者さまが多く来られます。宇都宮や県外からわざわざ来院されることも珍しくありません。
そんな患者さまのご期待に応えるために、できるだけお気持ちに寄り添い、満足いただける治療をご提供するために努力してきました。
本気で治したい、心から健康になりたいという方のご期待に応えること。理想の治療を求めてくださる方に、満足していただける治療をご提供することが私の願いであり、幸せでもあるのです。

院長 目黒伸行