「歯医者さんは怖い」「歯科治療は痛い」。小さい頃に歯科治療でトラウマを持ってしまったお子さまは、成長しても歯科医院が苦手のままで、歯の治療や予防に消極的になります。小児歯科で最も大切なことは、歯科医院に親しみを持ち、予防や治療にも積極的に取り組むお子さまを育んでいくことだと考えています。
そこで当院では、初めてのお子さまや恐怖心の強いお子さまには無理して治療は行わず、お口を開ける練習などトレーニングを重ね、お子さまが充分に慣れてから予防や治療を行います。「歯医者は怖くないところ」と理解すると、その後は自ら積極的に治療・予防に取り組むようになり、虫歯のないお子さまに成長することができます。
さらに、当院では他院と異なる子供の治療に対する考えがあります。「生え替わる乳歯の虫歯は無理に治療をしない」ということです。
普通の歯医者さんは、こんな風に説明します。
「乳歯の虫歯は、放置してはいけませんよ」
「乳歯の虫歯を放置すると、永久歯の生えてくる隙間がなくなりますよ」
みたいな感じです。もちろん、間違いではありません。でも、嫌がる子供を押さえつけて無理矢理治療する事が果たして良い事でしょうか?私の子供だったら放置します。
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当院では歯並びのチェックを重視しています
当院の特徴は、虫歯の治療より優先すべき歯並びのチェックを重点的に観察している事です。
一般的な小児矯正の治療のタイミングは、6~8歳頃がベストといわれています。ちょうど永久歯に生え変わる時期です。お子さまの顎の成長を利用することで、永久歯が生える十分なスペースを確保しながら理想的な歯並びと咬みあわせを作ることができます。矯正のタイミングを逃すと将来抜歯のリスクや、受け口になったり顔が曲がることで顎変形症のリスクが高まります。
お子さまの歯並びが気になる方は、なるべく早めに相談にお越しください。歯並びの状態を正確に診断し、治療のタイミングを見極めます。
お母さん、知ってますか?内緒の話ですが、どうせ生え替わる乳歯の治療は必要無いですよ・・・。
私の医院では、子供を虐めない治療を目標にしています。もちろん、大人のあなたも虐めませんよ(笑)
そのひとつの取り組みとして、乳歯の虫歯の治療は、基本的にはしません。ほったらかしです・・・。
でも一番の理由は、別にあります。
ここだけのお話なので、小さな声で言いますね・・・
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