栃木県佐野市の入れ歯・インプラントの駆け込み寺、難症例にも対応

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インプラント○○インプラントセンターで良くならなかったあなたへ

当院独自の治療メニュー

単なる症例数の多さより、本当に長持ちしているのかが
重要なのではないでしょうか?
豊富な診療実績をもとに10年先を考えた治療を行います

治療後11年経過の症例。69歳の患者様です。

奥歯の骨が薄いため、他院から紹介来院。総入れ歯から固定性のブリッジへ!

インプラントは、歯を失った部分のアゴの骨にチタンでできたインプラント体(人工歯根)を埋入し、その上に歯を作る治療です。

インプラント体がアゴの骨と結合するまでには一般的に2〜6ヶ月の時間がかかりますが、他の歯を痛めることなく、天然の歯に近い噛み心地を再現できるなど、とてもメリットの多い治療法です。

また、きちんとメンテナンスを続ければ、長持ちすることも最近の調査で明らかになっています。

歯を失う原因の多くは歯周病です。重度歯周病の歯を無理して残すよりは、お口の中を改善してインプラントにした方がよいケースもたくさんあります。

総入れ歯から固定性のブリッジへ!治療後18年経過の症例。

102歳の患者様です。いつまでも、お元気でお過ごしください!

総入れ歯から固定性のブリッジへ!治療後23年経過の症例。

79歳の患者様です。いつまでも、お元気でお過ごしください!

インプラントばかり勧める歯医者、入れ歯ばかり勧める歯医者

あなたが歯医者さんで高額な入れ歯・インプラント治療をお願いするときには、しっかりその不満を解決してもらえる技術を持った歯医者さんを選んでください。

参考までに、1つの症例をお見せします。下アゴのすべての歯を失った患者様です。

  • 適切に埋め込まれたインプラント
    適切に埋め込まれた
    インプラント
  • 入れ歯を固定する精密な維持装置
    入れ歯を固定する
    精密な維持装置
  • 適切な形態の入れ歯
    適切な形態の入れ歯
  • 入れ歯の裏側の維持装置
    入れ歯の裏側の維持装置

歯医者さんが、入れ歯とインプラント治療、どちらにも精通していないと、このようなレベルの入れ歯は製作できません。

専門家が見ればすぐに分かるのですが、初心者には難易度が高いすべての歯を失った方に、固定式ブリッジに対応できるレベルで適切にバランス良く埋め込まれています。

歯科治療で一番難しい総入れ歯の形も、見ただけで適切な歯型が採られていることが分かります。

もしかしたらインプラントを併用しなくても、患者様は満足されるかもしれません。実は、この患者様は12年前に総入れ歯からインプラント治療で固定性のブリッジに変更しました。特に問題なくお使いいただいていましたが、脳梗塞で入院され右半身に軽い麻痺が残り歯磨きが難しくなり、お困りで相談にお見えになりました。

インプラント治療の欠点として、歯磨きの難しさがあります。なぜなら多くの場合、歯が抜けるとアゴの骨が吸収して小さなアゴになります。でも、その小さなアゴに装着される人工の歯は元通りの大きな歯です。当然、小さなアゴと大きな歯との境目に段差ができるのです。そこに食べ物が詰まりやすいのです。

インプラント治療が終わったら、ご自分でメンテナンスができるようにトレーニングも必要です。

入れ歯もインプラントも両方得意じゃなきゃダメ!

そこで今回は、お掃除が難しい固定式から、簡単に取り外して清掃できるインプラントを併用した総入れ歯に変更したのです。入れ歯、インプラント治療どちらにも精通しているからこそ、臨機応変に対応できるのです。

入れ歯治療が苦手な歯医者さんは、インプラントの利点だけを説明して、入れ歯治療のデメリットばかりを強調しがちです。
その逆も同じです。

私は、インプラントと入れ歯に優劣があるとは考えてはいません。どちらも有効な治療法です。
歯科業界はインプラント治療が最新で最善の治療法のように宣伝されているようですが、本当にそうなのでしょうか・・・?

日本人の入れ歯に対するイメージが悪いので、どうしても入れ歯が敬遠される傾向があるのも事実です。しかし高機能な入れ歯で快適に人生を楽しまれている方もたくさんいます。

一方、インプラントは手術が必要にはなりますが、インプラントにした方がよいケースもたくさんあります。
要は、どちらにも精通しており、あなたに合った治療を提供できることが大事なのです。

精通という点でも注意が必要です。最近は、インプラント治療を導入している歯医者さんが増えてきました。
でも、歯をすべて失った患者様に対するインプラント治療まで経験を積んでいる歯医者さんはまだまだ少数です。(他院から「うちの医院では治療が難しいので治療をお願いしたい」と言われることも多々あります)

歯医者さんにこんな感じで質問してください。

「先生は、歯を全て失った方のインプラント治療の経験はどのくらいありますか?」
「術前、術後のいろいろな症例写真を見せてください」

みたいな感じです。そんな歯医者さんは、ほとんどいませんよ。

当院がどんなインプラント・入れ歯を提供できるかは、このホームページを見たり、お問い合わせいただき、あなたがご判断いただけたらと思います。

インプラント周囲炎になりにくい、
早い、腫れない、痛みが少ない、インプラントを追求!

目黒歯科のインプラント、6つの特徴

  1. 骨を増やす手術を回避するので、身体の負担が少ない!
  2. 短いインプラントで無理をしない、安全なインプラント治療!
  3. インプラント周囲炎になりにくい、安全なネジ固定式インプラントの比率90%以上!
  4. 抜歯と同時に埋め込むから、短期間で歯が入る!(抜歯即日インプラント)
  5. インプラント体を傾斜させて埋め込む、シンプルな既存の骨を有効活用する高度な技術!
  6. 居眠りしたような状態で、埋め込み手術が可能!(歯科麻酔専門医と提携)

① 骨を増やす手術を回避するので、身体の負担が少ない!

「骨の厚みが薄いから、他院で無理だと断られた」
「骨を増やす手術が怖いから、どうしようか悩んでる」
そんな場合でも、あきらめないでください!

あなたは、かかりつけの歯医者さんで、「骨が薄いのでインプラントはできません」と断られた経験はありませんか?

インプラント体を埋め込むあごの骨の厚みや高さが足りない場合、インプラント体が固定できない、またはインプラント体の一部が露出してしまうので治療が困難とされてきました。しかし、現在では研究開発が進み、さまざまな手法が確立されています。難症例といわれる骨の少ない患者さまにもインプラント治療ができるようになりました。

さて、骨の厚みや高さが少ない場合の対処法は主に4つあります。

  1. 骨を移植して、厚みを増やす(骨造成テクニック)
  2. 骨の移植無しで、既存の骨を圧縮拡大、分割拡大する(デンサーバーなど)
  3. インプラント体を斜めに埋め込んで、骨の高さを確保する(傾斜埋入テクニック)
  4. 短いインプラント体を適切に使用する(ショートインプラント)

骨を増やす骨造成とは?

骨造成とは自家骨(自分の骨)を他の場所からブロック状にして切り取り、骨の足りない部位にネジでとめて骨の厚みを増す方法や自家骨を細かく砕いたものを足りない部分に盛り足して、テント状に膜で覆い骨を造る方法などがあります。なんだか聞いただけで痛そうですよね・・・。いずれにしても骨が造られるまで約6ヶ月程度かかります。

また、自家骨移植の場合、他の場所から骨を採取することが多いです。そのために新たな傷口が増え、患者さまの身体的負担が大きくなります。骨造成は治療期間が延び、追加費用もかかります。

当院は可能な限り、骨造成を避ける工夫をしています。

当院ではあなたの骨の状態に合わせて、さまざまな手法を駆使して骨造成など身体に負担の大きな治療を避ける工夫をしています。
なぜなら、私が患者さんなら避けたいと思うからです。きっと、あなたも同じだと思います。

「他院であごの骨が足りないからとインプラント治療を断られた方」、「骨を増やす手術が怖いから、どうしようか悩んでいる方」もぜひお気軽にご相談ください。

上アゴ奥歯、骨造成の参考例
  • 骨の厚みが2~3ミリ程度です
    骨の厚みが2~3ミリ程度です
  • テント状に盛り上がった、白い部分が移植材です
    テント状に盛り上がった、白い部分が移植材です

骨を増やす処置(骨造成)を回避する
画期的なインプラント治療のご紹介

A.デンサーバー

インプラントの常識を変える、革新的なドリル

埋め込んだインプラント体がしっかり機能するためには、骨とインプラント体とが強固に結合する必要があります。その結合を強固にさせる要素としてインプラント体の形状や表面性状のほかに埋め込む時の外科的なテクニックがあげられます。

当院では「オッセオデンシフィケーション(Osseodensification)」という新しい手法を使い、インプラント体の安定性を向上させています。
「オッセオデンシフィケーション」とは、骨密度の低い部位に対して逆回転のドリリングを行い、骨密度を高めようとするコンセプトです。

ドリルと言えば、削りとるイメージですが、この特殊なドリルは骨を削りとるのではなく、削られた骨の切削片を周りの骨に沿って圧縮し押し拡げることで埋め込む穴を形成していきます。

その結果、ドリルの側方および先端に骨が高密度化した層ができ、高いインプラント体の安定性を埋め込んだ直後から得ることが可能になります。骨の密度が低い患者さまに最適な方法と言えます。

この手法を行うためにデンサーバーというドリルを使いますが、これまでは骨量が足らず骨の造成が必要だった患者さまの場合も、デンサーバーを用いることで骨造成をせずに埋入することが可能となります。

特に有効なのが、上アゴの奥歯の骨が薄い患者様です。このような場合でも、骨補填材などをほとんど使用せず、骨の厚みを増やすことが可能になります。ご自分の骨を使い、異物を使用しないので、感染のリスクが少なくなります。

その他の骨造成を回避する特殊器具も、用途に合わせて使い分けます。

B.OAM法(大口式インプラント法)

歯科医師の大口弘先生によって考案、開発されたインプラントの手術方法です。
骨をできるだけ削らずにインプラントを埋め込む穴を形成する技術です。

下図のように、金属製の細い器具を順次太い器具に取り替えながら、骨を圧縮拡大していきます。

C.HAプレミアムバー

OAM法と同様なのですが、これはインプラント手術で使用する電動モーターに装着、細い器具から順次太い器具に取り替えながら、低速回転でインプラントを埋め込むための骨を圧縮拡大していきます。

  • 歯肉が痩せています
    歯肉が痩せています
  • 骨がありません
    骨がありません
  • 内側の骨を外側に圧縮移動しました
    内側の骨を外側に
    圧縮移動しました
  • しっかりとインプラント体を固定できました
    しっかりとインプラント体を
    固定できました
  • 約12週でしっかり骨と結合
    約12週でしっかり骨と結合
  • 埋め込み直後
    埋め込み直後
  • 横からの写真
    横からの写真
  • 咬合面の写真
    咬合面の写真

D.ボーンスプレッダー

骨の幅が少ない場合に、薄い骨をスライスして分割拡大する特殊器具です

薄い骨を2枚に分割して厚みを増やす技法も経験豊富です。いろいろな技法を組み合わせて、薄い骨を拡大していきます

  • 骨の厚みがありません
    骨の厚みがありません
  • 幅3ミリの骨を、8ミリに拡大
    幅3ミリの骨を、8ミリに拡大

② 短いインプラントで無理をしない、安全なインプラント治療!

短い長さのインプラントを適切に使用し、
安全な施術を心がけています。

ショートインプラントの使用

インプラント体の太さと長さについて、ひと昔前の考え方は、可能な限り太くて長い物を使用すべきとされていました。理由は、骨との接触面積が増やせるからです。

でも現在では、インプラント体の表面性状が進化し、短くても表面積を増やすことが可能になり、さらにインプラント体の形状も進化し骨にしっかり固定できるようになりました。もちろん使用するブランドの選択も重要になりますが、長さよりも太さが重視される傾向にあります。

当院では安全性も考慮し、あごの骨の吸収により高さが足りず、通常のインプラントでは埋入できないという場合には長さ6mm、7mmのインプラントを使用しています。

③ インプラント周囲炎になりにくい、ネジ固定式インプラントの比率90%以上!

激安インプラントの裏事情とは?
安心、安全なインプラント治療を追求し、
インプラントが歯周病になるリスクが少ない
「ネジ固定式」インプラントを採用しています

インプラントに歯を固定する方法は、「ネジ固定式」と「セメント固定式」があります。
ネット広告で見かける激安インプラントの多くは、「セメント固定式」です。
当院は、「ネジ固定式」をできるだけ採用しています。

理由の1つは、インプラント周囲炎になるリスクをできるだけ取り除くためです。「セメント固定式」だと、インプラント周囲炎になるリスクが増えるからです。

歯ぐきに残った「セメント」がいわゆる歯石のようになり、悪影響を与えるのです。
現実的にはセメント固定式は、インプラントに歯を固定する際、セメントを完全には取りきれません。

ネジ固定式なら、トラブルが起きたらかぶせ物のネジ穴を埋めているフタを取ると、その穴の中に歯を固定しているネジかあるため、簡単に歯を取り外して、清掃や点検もできるのです。

セメント固定式で、精度の高い施術をされている医院もありますが、激安インプラントはありません。

セメント固定式は、インプラントに歯を固定するとき、被せ物とインプラントの土台の間に隙間があっても、適当にセメントの厚みでごまかせるのです。精度が低い仕事で薄利多売が可能になります。安い物には、理由があるのです。

某インプラントセンターの症例

治療前のレントゲン写真です。セメント固定式で、インプラントと歯の間に大きな隙間がります。
インプラント周囲炎です・・・治療後、わずか2年でダメになりました。

ネジ固定式ですべて再治療しました。治療後のレントゲン写真です。インプラントと歯の間に隙間がありません。
当院で再治療後、11年目、経過良好です。

ネジ固定式は、超精密なネジなのでわずかなズレでもネジが締まりません。歯医者さん、歯科技工士さんに丁寧で精度の高い仕事が要求されます。

私は「ネジ固定式」をほぼ90%以上の症例で採用してきました。当院のインプラント治療が長持ちしている大きな理由の1つです。

某インプラントセンターの症例

セメント固定式です。大量のセメントが取り残されています。治療後2年で抜け落ちてしまいました。

参考症例
上顎の総入れ歯からネジ固定式インプラントブリッジで施術した患者様

咬み合わせの面にネジ穴が開いています。普段は、樹脂で封鎖していますよ。

上アゴ、咬み合わせの面

  • 治療後

  • 治療前

ここがポイント!

  1. 「ネジ固定式がお勧めです!でも、注意が必要です。」
  2. 「長期経過の症例を、見せてもらいましょう!」

当院のインプラントに装着される義歯は、基本的にインプラント周囲炎になりにくいネジ固定式を採用しています。ネジ固定式が安心・安全でおすすめです。

しかし、ネジ固定式のジルコニアセラミック冠でも、経費や手間暇を削減するために、チタンベースと呼ばれる金属部品を省いている場合があります。精度や強度に問題がある場合が多いのでご注意ください。

種類

たくさんの技法がありますが、当院で採用している代表的な仕様ついての解説になります。

①金属冠(ネジ固定式)

すべて銀色の金属で製作されています。
歯科技工士さんが原型をデザインし、CAD/CAM技術で金属(チタン等)のブロックから削り出して製作します。
主に奥歯(大臼歯)に使用します。

下記の例は、金属冠とセラミック冠の組み合わせの症例です。

■利点
強度が高く丈夫、破損する可能性がほぼないです。
咬み合わせの関係で、歯の高さが少ない場合でも対応可能です。
見た目は悪くても、費用を抑えたい方に最適です。(貴金属を使用する場合は例外)

■欠点
銀色の金属冠なので、見た目が悪い。
まれに金属アレルギーのリスクがある。

②ハイブリッドセラミック(硬いプラスチック)前装冠(ネジ固定式)

歯科技工士さんが金属フレームの原型をデザインし、CAD/CAM技術で金属のブロックからフレームを削り出します。
その金属製の骨組みに白い樹脂(プラスチックとセラミックの混合物)を盛り付けて、歯の形に成形した物です。
どの部位にでも使用可能です。

下の写真は、高度な加工技術が必要となるコバルトクロム製の金属フレームです。この金属を加工可能な歯科技工所は全国的にも少数です。

利点は、軽量かつ高強度でインプラント体の負担を減らせることです。

  • コバルトクロムフレーム・正面
    コバルトクロムフレーム・正面
  • コバルトコロムフレーム・咬み合わせの面
    コバルトコロムフレーム・咬み合わせの面
  • 完成・正面
    完成・正面
  • 完成・咬み合わせの面
    完成・咬み合わせの面

■利点
セラミックに比較すると透明度が劣るが、見た目は綺麗です。
白い部分は樹脂なので、割れた場合でも部分的に修理ができます。(劣化したら、全面的にリペアも可能)
金属の骨組があるので、本体はとても丈夫です。
レベルの高い歯科技工士さんが製作すれば、セラミック冠と同等の審美性を持ちます。(ただし経年劣化します)

■欠点
セラミック冠と比較すれば、どうしても質感が劣ります。摩耗しやすいので、すり減ったらリペアが必要です。
(追加費用が必要ですが、摩耗しにくいように部分的に金属やセラミック冠を使用する技法もあります。)

③ジルコニアセラミック冠・スタンダードタイプ(ネジ固定式・チタンベース)

現代の主流になっている技法の1つです。
義歯全体が、セラミックの一体構造になっています。
歯科技工士さんが歯の原型をデザインし、CAD/CAM技術でオールセラミック冠の原型を削り出します。それを熱処理し、高強度のセラミック冠に置き換えます。その後チタンベースと呼ばれる、ネジ固定式用の金属部品に接着した物です。どの部位にも使用可能です。

チタンベースには既製品と、より破損しにくいオーダーメイドの2種類があります。理想的には、オーダーメイドのチタンベースがおすすめです。

■利点
セラミック冠なので、見た目は綺麗です。
高強度セラミック冠なので、比較的破損しにくいです。

■欠点
丈夫なセラミック冠なので、破損しにくいのですが100%ではありません。
硬い素材ですが、セラミックは金属のように粘り(弾性)がありません。割れやすいという性質もあります。

基本的に、部分的な修理はできません。破損した場合は、割れた部分を応急的に樹脂で補修するか、鋭利な部分を整える程度しか対応できません。大きく破折した場合は、再製作することになります。

咬み合わせの関係で、歯の高さが少ない場合には強度が不足するので好ましくないです。
チタンベースとセラミック冠が、剥がれる場合があります。その場合は、再度接着すれば元通りに使用可能です。(理想的には、再製作をお勧めします)

④ジルコニアセラミック冠・強化タイプ(ネジ固定式・チタンフレーム・疑似歯肉付き)

ネジ固定式の金属製オーダーメイドのフレームに、オールセラミック冠を1本ずつ接着した物です。
主に、多数歯欠損の連結冠で使用します。疑似歯肉が付きます。
アゴの骨が痩せていて、疑似歯肉が必要な場合には最適です。

下の写真は高度な加工技術が必要となるコバルトクロム製の金属フレームです。この金属を加工可能な歯科技工所は全国的にも少数です。

利点は、軽量かつ高強度でインプラント体の負担を減らせることです。

  • コバルトクロムフレーム・正面
    コバルトクロムフレーム・正面
  • オーダーメイドのセラミック冠を1本1本製作しています
    オーダーメイドのセラミック冠を1本1本製作しています
  • オーダーメイドのセラミック冠を金属フレームに仮合わせした所です
    オーダーメイドのセラミック冠を金属フレームに仮合わせした所です
  • 完成・正面 歯の色は患者様のご希望に合わせて変更可能です
    完成・正面
    歯の色は患者様のご希望に合わせて変更可能です

■利点
セラミック冠なので、見た目は綺麗です。
高強度セラミック冠なので、比較的破損しにくいです。
セラミック冠が破損しても、部分的に修理可能です。
セラミック冠の審美性とチタンフレームの強度を併せ持つ理想的な技法です。

■欠点
丈夫なセラミック冠なので、破損しにくいのですが100%ではありません。
硬い素材ですが、セラミックは金属のように粘り(弾性)がありません。割れやすいという性質もあります。
構造上、疑似歯肉が必要なので歯の長さが短い症例にはお勧めできません。
(例外的に、審美性が問題とされない奥歯なら疑似歯肉を付けない場合もあります。)

治療費の目安

※下記の順番は製作担当者、特別仕様などにより入れ替わります

歯科技工物はフルオーダーメイドです。使用材料で単純に費用が変わる物ではありません。あくまでも参考目安としてお考えください。

費用をできるだけ抑えたい場合の順番(義歯1本の費用です)

  1. 金属冠(チタン・コバルトクラウン) 約30~35万円程度
  2. 硬質レジン(ハイブリッドレジン)前装冠 約35~40万円程度
  3. ジルコニアセラミック冠 約40~45万円程度

※オーダーメイドのチタンフレームに、ジルコニアセラミック冠を接着した症例の構造です。

高強度の、金属フレームです。

そこに、ジルコニアセラミックを個別に製作します。

金属フレームとセラミック冠を接着します。

④ 抜歯と同時に埋め込むから、短期間で歯が入る!(抜歯即日インプラント)

抜歯と同時に埋め込むから、短期間で歯が入る!

治療期間を、劇的に短縮できる可能性があります。
抜歯と同時にインプラントを埋め込む、
抜歯即時埋入インプラントの症例も豊富です

歯を抜いた場所にインプラントを埋め込む場合には、一般的に数ヶ月の治癒期間が必要です。なぜなら、抜歯直後はインプラント本体を埋め込むための骨の量が少ないため固定が難しいからです。

ただし、経験豊富な歯医者さんなら少ない骨を有効に利用して、インプラント本体を固定することが可能です。

  • 術前のレントゲン写真根っこが折れています
    術前のレントゲン写真
    根っこが折れています
  • インプラント埋入後です
    インプラント埋入後です
  • 治療前
    治療前
  • 銀歯を外しました
    銀歯を外しました
  • 抜歯直後です。大きな穴が開いています
    抜歯直後です。
    大きな穴が開いています
  • わずかな薄い骨にインプラントを固定しました
    わずかな薄い骨に
    インプラントを固定しました
  • 後方にも埋め込みました
    後方にも埋め込みました
  • 手術直後です。移植剤を詰めてコラーゲンの膜でフタをします
    手術直後です。移植剤を詰めて
    コラーゲンの膜でフタをします
  • 2週間後です。抜歯された穴がほとんど粘膜で封鎖されています
    2週間後です。抜歯された穴が
    ほとんど粘膜で封鎖されています
  • 治療後・下顎咬合面
    治療後・下顎咬合面
  • 治療後・右側面
    治療後・右側面

⑤ インプラント体を傾斜させて埋め込む、既存の骨を有効活用する高度な技術!

難易度が高い、傾斜埋入法の実績も豊富です!

インプラント体を斜めに埋め込んで、骨の高さを確保する技術です

傾斜埋入法を用いて、既存の骨を有効活用した参考症例をご覧ください。治療後15年、経過良好です。

上アゴの左右奥歯に骨造成、傾斜埋入テクニックを応用した症例

  • 術前のレントゲン写真骨の厚みが1~2ミリです
    術前のレントゲン写真
    骨の厚みが1~2ミリです
  • 治療後15年目、経過良好です
    治療後15年目、経過良好です
  • 術前のレントゲン写真骨の厚みが、やや足りません
    術前のレントゲン写真
    骨の厚みが、やや足りません
  • 骨造成後、インプラント埋入し治療後15年目、経過良好です
    骨造成後、インプラント埋入し
    治療後15年目、経過良好です
  • ネジ固定式、セラミック冠のブリッジです
    ネジ固定式、セラミック冠のブリッジです
  • 傾斜埋入することで、骨の厚みを確保できました治療後15年目、経過良好です
    傾斜埋入することで、
    骨の厚みを確保できました
    治療後15年目、経過良好です

オールオンフォーは、傾斜埋入法を応用しています

総入れ歯の方や多くの歯を失った方に、4本のインプラント体をバランスよく骨に埋入して、上物を支える治療法です。

手術時間も比較的短く済み、費用を抑えることもできます。条件が整えば埋入手術当日に固定式の仮の歯を入れますので、その日のうちに噛むこともでき、機能面はもちろん、審美的にも優れた治療法です。

  • オールオンフォーは、傾斜埋入テクニックを応用しています
    オールオンフォーは、
    傾斜埋入テクニックを応用しています
  • セラミック冠のネジ固定式ブリッジです
    セラミック冠のネジ固定式ブリッジです

あまり知られていない、オールオンフォーのリスクとその解消法!

使い捨て(暫間)インプラントを活用して、リスクを軽減しています

オールオンフォーの売り物の1つに、「手術当日から固定性の歯が蘇る」というものがあります。埋め込んだインプラント体に、当日から固定性の義歯を装着するのです。

でも、この方法はリスクがあります。アゴの骨に埋め込んだインプラントは、しっかり骨に定着するまでには最低でも8週間かかるからです。
オールオンフォーは、インプラント体がまだ骨にしっかりとくっついていないのに、義歯を装着するからせっかく埋め込んだインプラント体がダメになるリスクがあるのです。

そこで当院では、使い捨て(暫間)インプラント体を適切に使い、埋め込まれたインプラント体を安静に保護する治療法を行なっています。
本物のインプラント体が、骨にしっかりとくっつくまで使い捨てのインプラント体に仮の歯を支えてもらうのです。
通常のオールオンフォーのように、無理をする必要はないのです。

当院は、安心・安全なインプラント治療を追求しています。

  • 治療前
    治療前
  • 埋め込み後のレントゲン
    埋め込み後のレントゲン
  • 使い捨てインプラント
    使い捨てインプラント
  • 手術当日の仮の歯
    手術当日の仮の歯
  • 約8週間後、本物のインプラントと交換
    約8週間後、本物のインプラントと交換
  • 治療後
    治療後

オールオンフォーの症例

オールオンフォーよりも、
難易度が高いたった3本のインプラントで
12本の歯を復元する治療法にも対応してきました

オールオンフォーと呼ばれる治療法が、インプラント治療に力を入れているクリニックで盛んに宣伝されています。
最先端の治療法みたいに思われるかもしれませんが、実は違います。この方法は30年くらい前から行なわれている、インプラントを斜めに傾斜させて埋め込むテクニックを応用しているだけです。

インプラントメーカー老舗トップブランドの、ブローネマルクシステムには25年以上前からノバムシステムという治療法がありました。
この治療法は、たった3本のインプラントで12本の歯を即日に復元する治療法です。ただし、適応症が限られるためにあまり普及しませんでした。

当院では、ノバムシステムにならい、最小限の3本というインプラントで12本の歯を復元するという治療法にも対応してきました。
流行のオールオンフォーよりも、さらに難易度が高い治療法です。

  • 治療後15年経過の症例です
    治療後15年経過の症例です
  • 治療後のレントゲン写真です。
    治療後のレントゲン写真です。
  • 3本のインプラントで12本の歯を復元しています。
    3本のインプラントで
    12本の歯を復元しています。

⑥ 居眠りしたような状態で、埋め込み手術が可能!(歯科麻酔専門医と提携)

安心して治療を受けていただくための環境も整え、
インプラントの難症例にも対応

  • 歯を削らない、インプラント専用手術室を完備
  • 万が一の故障にも対応できるようにドリルのバックアップも準備しています。
    万が一の故障にも対応できるように
    ドリルのバックアップも準備しています。
  • インプラント治療に特化した歯科用CT
    インプラント治療に特化した歯科用CT

院長は早くからインプラント治療を手がけ、1,000本を超える豊富な治療実績があります。当院にはインプラント専用オペ室やCT分析シミュレーションソフトの使用など、安全で精度の高い治療を行うための環境も整えています。

埋入手術の際は、局所麻酔と不安が強い方には、麻酔専門医による静脈内鎮静法を併用して行います。これにより手術に対する不安や痛み、術中に口を開けたままの状態でいることなどの精神的・身体的ストレスをなくすことができ、安心して治療を受けていただけます。

インプラントの手術は、居眠りしているような状態でも可能なのです

恐がりなあなたのために、心強い味方をご紹介します。インプラント治療を希望される方は中高年の方が主なので、心臓病、糖尿病、など全身疾患を抱えている方がほとんどです。

そんなあなたがリラックスして手術が受けられるように、大学病院の麻酔科と連携し、精神安定剤を点滴しながら居眠りしている間に手術を終えることができるのです。それが、歯科麻酔医の高橋先生の役目です。

あなたの、全身状態をしっかり管理してくれるので安心ですよ。私も手術だけに集中できますので、良い仕事ができます。これからも、あなたのために安心、安全な医療の提供につとめていきます。

手術室を作った理由について、私の思いを聞いてください

歯を失った人に、入れ歯に代わる、機能回復の治療手段として、急速に普及してきたインプラント治療。

最大の利点は、歯を失ったアゴの骨に、主にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に義歯を固定するので、従来の歯肉で支える入れ歯より、しっかり噛む機能を回復することができます。
どうしても、元の自分の歯と同じように強い力で噛めることを最優先したい方には最適かもしれません。でも、あなたにとってうれしいことばかりではありません。

アゴの骨に人工歯根を埋め込むには、埋め込む場所の歯肉を切開し、骨に穴を開け人工歯根を埋め込む必要があるのです。
従来の入れ歯治療と比較したら、外科処置が必要ですからストレスもかかり、身体の負担も大きくなります・・・。

あなたは、隣でキーンと歯を削っているホコリっぽい室内でインプラントの手術を受けたいですか?

あなたは、自分の身体に切開を加えて、異物(人工歯根)を埋め込む手術を受けるのにお隣で、歯を削っているような室内で手術を受けたいですか・・・?

通常の室内では、多くの塵やゴミが浮遊していますが、手術室がそうでは困りますよね・・・?。
もしそのような塵やゴミが手術中に人の体内に入ってしまうと、ゴミについている細菌、カビ(真菌)などから感染を起こす可能性があるからです。
しかし、現実には医科でも歯科でも、手術専用の部屋を確保することは費用や、限られた室内スペースの問題で困難なのです。

まして歯科のインプラント治療は、インプラント治療を導入している、1医院あたりの年間平均施術本数は、数本と言われています。何らかのインプラントシステムを導入していても、年間に1症例も手術をしない医院もあるのです。そのために、手術室など用意できないのです・・・。

数が多ければ良い訳ではありませんが、当院は1,000本以上の施術実績があります。
その昔当院でも導入している、ヨーロッパの歯科インプラント老舗ブランドの一つ、ノーベルバイオケア社は、日本で販売を開始した30数年前、手術室に準じた部屋を持たない医院には、販売してくれなかったそうです。現在は会社の方針が変わったのか、誰でも購入可能です・・・。

自分が手術を受けるなら、お隣で歯を削っている環境では受けたくないので・・・。きっとあなたも、同じ気持ちだと思うので・・・。少しでも、安全な医療を提供したいので・・・。
そんな思いで、手術室を用意しています。

世界的に信頼されている有名メーカーの
インプラントを使用する理由

歯科医院のホームページを見ると、ブローネマルク、ストローマン、ジンマー等「有名ブランドのインプラントを使用しているから安心です」みたいに記載されている場合が多いです。

でも、有名ブランドを使えば安心というわけではありません。あくまで、施術する歯医者さんの技量です。

国産の弱小ブランドは避けた方が無難?

ただし、インプラント治療は身体の中に埋め込まれて長期間使い続けるものです。その意味では、シェアが少なくいつ部品の供給が停止するか分からないような、国産の弱小ブランドは避けた方が無難と言えるでしょう。

院長は今までの診療経験をもとに、信頼できるトップメーカーのインプラント体を症例に合わせて使い分けています。当院では、チタンのまわりに骨の成分であるハイドロキシアパタイトをコーティングしたHAインプラントもご用意しています。

HAインプラントは骨との結合が早く、他のインプラントより治療期間が短く済みます。また、骨造成が必要な骨の薄い方に適したインプラントです。近年は、インプラントの表面性状が進化し、HAインプラントに匹敵するような骨との親和性が高いチタンインプラントも開発されています。

韓国オステム社のようにライバルメーカーの良いとこ取りをして、爆発的にシェアを伸ばしているメーカーもあります。
老舗ブランドの良いとこ取りですから、とても優れものと言えます。世界シェアナンバーワンですから、部品の供給が停止するリスクもまずありません。

  • ブローネマルク(ノーベル社)
    ブローネマルク(ノーベル社)
  • カルシテック(ジンマー社)
    カルシテック(ジンマー社)
  • オステム
    オステム

当院ではトップブランドであるブローネマルク(ノーベル社)、カルシテック(ジンマー社)、オステムのインプラントをメインに使用しております。

インプラントは治療後のメンテナンスこそが重要です

ベテラン歯科衛生士による、丁寧なクリーニング

人間の体には異物を排除する性質がありますので、インプラント体を明らかな異物であると認識させない努力が必要です。そのためにインプラントの上に固定された人工の歯の周りを常に清潔に保つ必要があります。ていねいな歯磨きと専門家による定期的なメンテナンスが大切です。

そもそも歯を失った原因は、間違った歯磨きやメンテナンス不足であることが多いのですから、せっかく成功したインプラントが同じ運命をたどってインプラント歯周炎にならないようにする努力が必要です。

当院では、治療後も定期検診とメンテナンスをご案内し、徹底した管理で健康維持に努めています。ご提案通りにホームケアやメンテナンスを受けられている患者さまは、今も良好な状態で過ごされています。

インプラント治療後20年経過良好です

インプラントの症例

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